<衆院予算委>守秘義務めぐり応酬 個所付け情報(毎日新聞)

 衆院予算委員会は10日、一般質疑を行い、10年度予算案の公共事業の実施場所(個所付け)に関する情報が国土交通省から民主党側に流れたのは、守秘義務違反に当たるかどうか議論となった。

 自民党の金子一義前国交相は、前原誠司国交相が5日の衆院予算委で「国と地方自治体の間の率直な意見交換が損なわれる恐れがある」と「個所付け」資料の提出を拒んだのを引き合いに「そのような恐れがある情報(を漏らすこと)は守秘義務違反ではないか」と指摘した。衆院法制局の橘幸信第2部長は「一般論として、そのような恐れがあるならば、円滑な行政事務の遂行を損なうと推察される。その情報が公にされていないと考えれば、守秘義務規定で保護されるべきものに該当するのではないか」との解釈を示した。

 前原氏は「(守秘義務の対象となる)『職務上知ることのできた秘密』には当たらない」と反論した。【野原大輔】

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